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「うん、分かった、そうするね!それから一つ聞いていい?」「なに?」「弓枝ちゃんは、楓が来るまでずっと寝てたの?」「うん、今日はちょっと昼過ぎに出かけたから疲れちゃってね!でもそんなには寝て無いよ!すぐ楓ちゃんを呼んだからね!」「じゃ、外から帰って来てから、すぐパジャマに着替えたんだね!」「そうそう」「何かすごく嬉しそうだけど何か良い事あったの?」「うぅん、そうでもないけど、あっ、そうだそうだ!実はね今日この間、楓の誕生会で会った男の子と会ってたのよ!」「ええ、そうだったんだぁ!そう言えば誕生会の時、今度会う約束していたよね!よかったねうまく行っているみたいだね!」「有難う!それがね思ったよりうまく進行してさ・・・名前なんだっけ?えっとぉ・・」
何と事もあろうに、あれだけ散々買い物をさせて置きながら、もう弓枝は愛武の名前を忘れてしまっていたのだ。
「愛武だよ!」「そうそう、その愛武にたくさんプレゼントしてもらっちゃってさ!」「へぇ、良かったね!」「買ってもらった物みる?」「うん、見たい!」「あっ、でもその前に、ハナコとケイコとマナブとオレンジジュース買ってきた?」「うん、買って来たよ!」「こっちに貸して!」「うん」
楓は弓枝に言われるままに頼まれて買ってきた物を差し出したのだった。「あらら、バヤリースじゃなくて、なっちゃんのオレンジジュースが良かったんだけど、まあ、いいか」楓が買ってきたオレンジジュースは、バヤリースの1.5Lのペットボトルだった。
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